日本で安定して人気が高く、最近では海外でもファンが多くなっている柴犬。
飼い主に対する忠誠心が高く、トリミングなどにお金もかからず、丈夫で長生きな子が多いのも人気の特徴となっています。
しかし、肥満になりやすかったり、皮膚病になりやすい犬種でもありますので、ドッグフード選びが重要になってくるでしょう。
そこで、今回は、柴犬のドッグフード選びやおすすめドッグフードなどをご紹介していきます!

目次
まずは柴犬という犬種について
ドッグフードを選ぶ前に、まず、柴犬について詳しく知っていきましょう!!
柴犬の特徴
見た目は小型ですが、骨格はしっかりしています。
クルッとした尻尾が凛々しく立った耳がチャームポイント!
体毛は比較的短く、外側に硬い直毛、内側に柔らかい毛が生えた「ダブルコート」と呼ばれる二層構造になっています。
主な毛色は、赤毛・黒毛・胡麻毛です。
このほかにも、少数になりますが白毛の柴犬も存在します。
街で良く見かける一見黄金色に見える柴犬は赤毛で、全体の8割を占めている定番の毛色です。
また、胡麻毛とは赤・黒・白が全体にほどよく混ざっている毛色で、中でも赤の割合が多いものが赤胡麻毛、黒が多いものが黒胡麻毛と呼ばれています。
柴犬の性格
柴犬は人間と長く暮らしてきたため、飼い主に忠実で純朴な性格の持ち主です。
昔から番犬や狩猟犬として重宝されるほどの勇敢さや利口さ、忍耐強さも持ち合わせています。
しかし、頑固で神経質な面もあり、飼い主以外にはなつきにくく、初対面の人に対してすぐに尻尾を振って近寄っていくようなタイプではありません。
特にメスに関してはオスより警戒心が強いと言われていますので、番犬として飼うのであればメスの方がいいかもしれません。
柴犬は性別問わずリーダーに忠実なので、一度主人として認めた人には生涯忠誠心を貫くでしょう。
しっかりしつけを行い、主従関係を結ぶことができれば、かけがえのないパートナーになってくれますよ!
柴犬のドッグフードはどれがいい?選び方のポイント
柴犬は比較的どんなドッグフードとも相性がいいようなイメージですが、実はエサ選びが最も難しい犬種なのです。
理由としては選り好みをする、皮膚炎になりやすい、肥満になりやすいなどがあるため。
そこで、ここでは、柴犬のドッグフード選びのポイントをご紹介します!
高タンパク・低脂肪・低カロリー
柴犬は基本的に活発で、散歩の量も1日1時間が理想と言われています。
しかし、柴犬は肥満になりやすいとも言われており、その理由としては、毎日1時間の散歩ができない飼い主さんが多いためで、運動量が少ないのにご飯やおやつの量は変わらないということが考えられます。
肥満というのは人間同様、柴犬の身体にも負担はかかります。
そうならないためにも、日頃から主原料に質の良い肉や魚を使った高タンパク・体脂肪・低カロリーの食事を心がけることが重要。
ドッグフードであれば、全体の約50%に低脂肪の肉や魚が使われているものが望ましいでしょう。
そして、愛犬の適正体重と運動量に合った食事を与えるようにしてください。
良質な脂肪酸が含まれている
柴犬は、認知症やアレルギー性皮膚炎を引き起こしやすいと言われています。
認知症を予防するためには日頃から視覚・聴覚・嗅覚を衰えさせないトレーニングも大事ですが、質の良いオメガ3脂肪酸が含まれているドッグフードを選んであげるのも重要!
オメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸は必須脂肪酸で、体内で合成できないので食事から摂取する必要があります。
欠乏すると皮膚疾患を引き起こしやすくなるほか、傷の治りが悪いなどの原因にもなるでしょう。
オメガ3脂肪酸はフィッシュオイルに多く含まれているので、サーモンオイルやイワシオイルが使われたドッグフードを選んであげるようにしてください。
無添加
これは柴犬に限らずですが、合成保存料や着色料・香料・防腐剤・BHA・BHTが添加されていないドッグフードを選ぶようにしましょう。
ドッグフードの品質や見た目を保つためには必要な成分かもしれませんが、柴犬が健康的に生きていく上では必要のないものです。
柴犬におすすめなドッグフード5選!
では、最後に柴犬におすすめなドッグフードを厳選し5選ご紹介します!
イースター:日本犬柴専用1歳まで用
家族として迎え入れた柴犬が子犬であれば、柴専用のフードを追求してきたイースターの商品がおすすめ!
こちらのドッグフードは1歳までの柴の子犬向けに作られているのが特徴的です。
お腹の健康維持のために乳酸菌が、皮膚・毛ツヤの健康維持のためにカモミールが配合されているのがポイント!
特殊成形粒で食べやすく、ウェットフードに絡みやすいのも嬉しいですね!
ロイヤルカナン:ブリードヘルスニュートリション柴犬子犬用
こちらも柴犬の子犬用のドッグフードです。
超高消化性タンパクと、ビタミンE・Cやルテイン・タウリンなどの抗酸化成分配合で、未発達な子犬の身体を考えた構成となっているのが特徴的。
成犬用と同様に皮膚・被毛の健康維持を考え、EPA・DHA・ルリチシャ油が配合されているのもポイント!
ブリードヘルスニュートリションは犬種ごとの特徴を考慮をしたシリーズなので、柴犬向けフードを探している方は是非検討してもらいたいドッグフードです。
マースジャパンリミテッド:シュプレモ子犬用
シュプレモの子犬用は、発育期の子犬の身体に配慮したドッグフードで、成犬用の15種類を上回る17種類の厳選素材がブレンドされており、米国飼育検査官協会の栄養基準を満たした構成も特徴的です。
美味しさを封じ込めるニュートロ独自の「ミートファースト」や肉類を主原料としたこだわりも健在。
ふやかしやすい小粒タイプで、食べやすく仕上げられているのもポイントです!
INUMESHI:バリュー15㎏ブリーダーパック
このドッグフードが特にこだわっているのが、美味しさ。
良質なタンパク質を使用しているのはもちろん、キャッサバをはじめとした自然素材を厳選して加え、食いつき良さに配慮しています。
全犬種対応型かつ15㎏の大容量パックでコスパも良いため、柴犬以外の犬種にも食べてもらえます!
愛犬が食べてくれるか心配な方のためにおためしサイズもありますので、バリューを考えている方はまずおためしパックからはじめてみるようにしてくださいね!
ロイヤルカナン:ブリードヘルスニュートリション柴犬成犬用
柴犬にフォーカスして開発されたこのドッグフードは、粒の大きさ・形・食感全てが柴犬向けとなっているのがポイント!
子犬用よ同様に、消化性が高いタンパク質や皮膚や被毛の健康維持に配慮したEPA・DHA・ルリチシャ油なども含まれています。
生後10か月の子犬から、8歳まぐらいまでの成犬に対応しており、長く与えられるのも嬉しいですね!
柴犬のドッグフードはどれがいい?まとめ
今回は柴犬のドッグフード選びとおすすめのドッグフードをご紹介してきました。
柴犬はどんなフードでも大丈夫だろうというイメージでしたが、最もドッグフード選びが難しい犬種なのですね…
だったら、尚更しっかり吟味して選んであげることが重要です!
今回ご紹介した柴犬の性格やかかりやすい病気なども参考にして頂き、愛犬に合ったドッグフードを選んであげるようにしましょう。
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